無線機(インカム/トランシーバー)のレンタルについて

業務やレジャーで活躍する無線機ですが、いざ導入しようとすると行政への面倒な手続きや高額な初期費用が掛かったりなかなか手が出しにくい商品です。

そこで、この記事では手軽に簡単に利用できる無線機のレンタルサービスについて詳しく解説します。

無線機(インカム/トランシーバー)のレンタルについて

無線機(インカム)レンタルのメリット

コスト面

無線機(インカム)レンタルにおける一番のメリットはコスト面です。

高額な本体代や月々の固定費用を支払わずとも無線機を利用することができます。使いたい時に必要な台数分だけの費用で済むのでとても経済的です。

免許・登録申請が不要

無線機(インカム)の利用には免許が必要なものがあります。電波法によって細かく規定されています。

レンタル業者側で無線機(インカム)の申請手続きを行っている為、利用者側で面倒な手続きや申請をする必要がありません。なお、手続きが必要な無線機を購入するとなった場合は事務手続きだけでも数日を要します。

届いたらすぐに使える

レンタルの無線機(インカム)はイヤホンマイクなどのオプション品を申し込んだ場合、セットした状態で納品する業者が殆どです。また、チャンネルのグループ分けなども事前に相談しておけば対応してくれるところも多いです。

何百台と大量に無線機(インカム)を使用する場合、このセットアップ作業はすごく手間がかかるので台数が多い時は特に重宝します。

その時使いたい機種を選べる

購入した場合、その無線機(インカム)を長く使い続けなければなりません。長く使用していれば汚れや傷、バッテリーなどの経年劣化は避けられません。無線機(インカム)本体の性能も最新機種と比べて劣ってきます。レンタルでしたらいつでも、その時にある使いたい機種を利用できます。

また、利用場所によって無線機(インカム)の種類を変えるといったことも容易にできます。

日々のメンテナンスが不用

レンタルの無線機(インカム)は使用後の清掃はレンタル業者で行うので、使い終わったらそのまま返却するだけでOKです。

特にイヤホンマイクなど細かなパーツは耳垢などの汚れが溜まりやすく、台数が多いと清掃やメンテナンスに時間を取られます。レンタルの無線機は出荷前に動作確認も行っているため「使おうと思ったら壊れていた」なんてこともありません。

無線機(インカム)レンタルのデメリット

在庫切れのリスク

レンタルにおける一番のデメリットは、在庫切れで使いたい時にレンタルできない点です。各種業界の繁忙期が重なったりすると、無線機(インカム)が全て出払ってしまうことがあるので注意が必要です。

申込後の若干の台数変更は融通を利かせてくれるレンタル業者が多いので、レンタルが必要だと分かった時点で予約することをおすすめします。

また、長期に渡って使い続けると購入するよりも、コスト高になってしまうのもデメリットといえます。

レンタルできる機種は限られる

全ての種類の無線機(インカム)をレンタルできるわけではありません。

特定小電力無線機、IP無線機、衛星無線機、デジタル簡易無線機の登録局はレンタルして使うことができます。

しかし、デジタル簡易無線機の免許局やアマチュア無線・船舶無線・航空機用無線などをレンタルすることは電波法で禁止されています。これらは無線局の運用者(実際に使用する法人・団体・個人)が、自ら無線機を購入し免許を取得する必要があります。

当社が扱うレンタル無線機はこちらでご確認ください。

レンタルするか、購入するかの判断

長期に渡って毎日無線機(インカム)を使用する場合は購入の方が運用コストを安く抑えられます。

例えば、工場や運送業など毎日継続して無線機(インカム)を使う場合は購入した方が安く済みます。

イベントや短期工事などで無線機(インカム)を使用する日程が短い場合はレンタルがおすすめです。

中長期的に利用する場合は、一度レンタルと購入の見積もりをとって比較すると良いでしょう。

また、電波法における免許が必要な無線機(デジタル簡易無線免許局など)はレンタルでは取扱いできない為、必然的に購入となります。

レンタル業者選びのポイント

無線機レンタルの専門業者を選ぶ

レンタル業者選びのポイントで一番気を付ける点は無線機(インカム)レンタルの専門業者に依頼することです。

イベント用品や工事用品全般を取り扱うレンタル業者は専門知識が乏しかったり、商品ラインナップも少ない傾向にあります。専門業者なら用途に応じて無線機(インカム)のアドバイスも親身になって行ってくれ、トラブル時に予備機をすぐに手配できるなど安心して使用できます。

料金形態がわかりやすい業者を選ぶ

レンタル業者によっては、本体代の他にオプション品や配送費など別途費用が掛かる場合があります。一見提示された金額は安く見えるが、実際はそれ以上の料金だったなんてこともあります。

本体・オプション品・送料など、全て込みで提示している業者でしたら費用を考える上で計算もしやすく便利です。また、法人契約を結ぶことで請求書払いに対応してくれる場合もあるので、頻繁にレンタルを利用するような場合は事務手続きの簡略化にも繋がります。

予備日を設けてくれる

商品到着日の他に予備日を1日設けてくれるレンタル業者を選ぶと安心です。

台数が不足していたり本体に不具合があった場合も予備日があれば、その間に代替機を手配することができ、実際に使用する日に無線機(インカム)の台数が不足するといった事態を回避できます。

予備機をつけてくれる

実際に発注した台数の他に予備機を無償でつけてくれる業者もあります。

利用期間中に無線機(インカム)のトラブルで使用ができなくなっても予備機があれば安心です。

また、急遽追加で1台必要になったといったイレギュラーにも迅速に対応ができます。

サポート体制が整っている

無線機(インカム)は精密機械な上、電波を使用する機器なので現場の環境によっては使用中に不具合が起こることもあり得ます。親身なレンタル業者なら、問い合わせに対してすぐに問題解決のサポートをしてくれます。

真摯に向き合ってくれる業者

有事の際に真摯に向き合ってくれる業者とお付き合いすることをおすすめします。以前、レンタル業者が依頼した運送会社の不手際で、無線機(インカム)が現場に届かなかったことがありました。電話連絡をしたら、そのレンタル業者は新幹線で東京から地方まで即日届けてくれて、無事ことなきを得ました。

そのレンタル業者は、ただ無線機(インカム)を貸しているのではなくその先にある無線機を使用した私たちの業務にまで考慮してくれていると感じ、より好感が持てました。このようなレンタル業者とは長くお付き合いをしたいと思いますよね。

レンタルの流れ

(1)機種選定

無線機を使う目的に合わせて機種を選定します。機種についてよく分からない場合はレンタル業者に、どのような目的で無線機(インカム)を使用したいのかを相談することで最適な機種を提案してもらえます。

(2)期間選定・台数選定・納品先指定

利用する期間と台数を指定します。オプション品(マイクや予備バッテリーなど)が必要な場合はそちらも忘れずに。

注意しなければならないのが、納品日、返却予定日もしっかりと考慮して期間を選ぶことです。返送予定日の遅い時間まで無線機(インカム)を使用してしまい、運送便の出荷に間に合わず送り返せなかったといった事例もありますのでご注意ください。

また、レンタル台数が多くグループ分けなどが必要な場合も予め伝えるようにします。

(3)見積確認

申し込んだ内容で手配されるか、見積と照らし合わせて確認します。

特に納品先などは慎重に確認するようにしてください。現場に直送したかったのに、誤って送り先を会社の事業所にしていたといったミスも起こりえます。

内容に不備が無ければ本申し込みをします。

(4)納品・利用

無線機が届いたらすぐに台数とオプション品など中身の確認を行います。不備があった場合は、レンタル業者に連絡して対応を依頼します。

(5)返送

台数やオプション品の数が揃っているかを確認してから返送します。

必ず内容物が揃っていることを確認して返送するようにします。利用者の不備で返送物が足りなかった場合、追加料金を請求されることもあるので注意してください。

まとめ

無線機(インカム)のレンタルは面倒な手続きを簡略化でき、使用した分だけの費用で済むためとても経済的です。レンタル業者の選定は専門業者を選ぶことで、適切なアドバイスを受けられサポートが充実しているため安心して利用できます。

長期的に利用する場合や免許が必要な場合は、無線機(インカム)の購入を検討ください。

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株式会社 昭栄通信機

弊社は1970年創業、無線機(インカム/トランシーバー)を中心に監視カメラシステムやドライブレコーダー等の情報通信機器を取り扱っている会社です。 「無線機を導入したいけど、どの機種を選んで良いかわからない」「イベント期間だけインカムが必要なのでレンタルで利用したい」など、どんなことでもご要望をお聞かせ下さい。お客様にとって最適なシステムをご提案させていただきます。 また監視カメラシステムについても、防犯用途だけでなく事務所や工場、施設などの安全・業務管理や作業の効率化に大きく貢献するシステムをご提供しております。 まずはお気軽にご相談ください!